皆さん、おはようございます。そしてあけましておめでとうございます。米ココアです。
新年の挨拶をしていますがもう1月どころか2月も佳境へと突入しようとしています。春よこい、明日にでもこい。
さて、遅すぎたあけおめはここまでにして。
新年一発目の記事は大分長いタイトルとなってしまいました。
『黒い感情に呑まれず、諦めの境地にも行かずにマスターデュエルを楽しむ』為の道筋を探すぞ!という内容の記事となります。
人により思うところは多々々々々あるでしょうがどうぞお付き合い下さい。
あらかじめ…
本題に入る前に一つ注意書きを。この記事は『〜だからOO(というプレイスタイルを取る人)が悪い/良い』という内容ではないしその意図もありません。
ざっくり、『チクチク言葉は使わずに進行する』記事となる、ということです。
棘のある言葉は振るう側も体力を持っていかれますからね。今回は特に意識をしています。
本題
さて、本題です。今回は『マスターデュエル』の中でも特に『エクシーズフェスティバル』に焦点を置き
- 黒い・諦めの感情が現れるポイント
- 何故現れるのか
- 黒とも虚無とも違う道
- 己の好きへの向き合い方
の4点から語っていきます。ただ内容全体の比重としては上ふたつ2割、下ふたつ8割くらいで進行します。
上ふたつはあくまで私なりの現状確認はこうである、というものだと認識して下さい。
1
『勝ちへの最短ルート』と『負けへの最短ルート』の両極端のデッキが無視できない比率で存在していることにある、と言えます。
絵に表すと妖怪もびっくりの魑魅魍魎な世界観が表現されることでしょう。
2
- 『デュエル』をしていない気分になる
というものが大きいと考えます。
『勝ちへの最短ルート』に対しては、遊戯王というか、対戦ゲームそのものの目的に沿っているため当てはまらない側面もありますが『対話』という要素に重きを置いて考えるのであれば該当するのかなと。
『負けへの最短ルート』については、そもそもエクシーズフェスティバル中のデュエルに対する『目的』が根本から異なっているため該当しない余地は無いのかなと考えます。
そしてその対策として
- ルームマッチが良好なシステムとして機能している
為に、所謂「ランダムマッチ」に希望を見出し辛くなるという点も大きいのではないでしょうか。
自分の「サブミッション」を作ってみる
さて、本題の本題。『黒とも虚無とも違う道』です。
題にもあるように『独自のサブミッションを用意してみよう』というのが、私が提案したい道、そして希望です。
例えば
といったもの。
(デュエル内容に歪みが生じ過ぎないように、という前提はあります)
では、これが何故『新たな道、希望』になるのか。
- 自分からモチベーションを生成できる
- 新たな学びを得られる
- (見えない)対戦相手に心を乱されにくくなる
この3つの点からなる、と言えます。一つずつ見ていきましょう。
- 自分からモチベーションを生成できる
このイベントやマスターデュエルそのものにミッション等々、モチベーションを掻き立てる要素はたくさんあります。しかし、与えられるそれは必ずどこかで自分との齟齬が起こるもの。
この違いが大きくなるとモチベーションの量は低くなり、最悪霧散してしまうこともあります。
しかし、自分から作り出したものであれば話は別。
達成できるかどうかは別として、自分の望みにフルコミットしているのだから与えられるそれとは違い、低減が起こりにくくなっています。
故に、自らモチベーションを生み出せるのは大きな利点であると考えます。
- 新たな学びを得られる
皆さんは、『自分からダメージを受けにいく、ライフを削る』カードをどれだけご存知でしょうか。
一時期環境で使用されていた例もあった『EMポップアップ』は知っている人は少なくないかもしれませんが『デステニーデストロイ』や『絶滅の定め』の様なカードは普段、普通にデュエルをしていたらほとんど目にすることがないものではないでしょうか。
『ヌメロン・ネットワーク』を使用した後攻1ターンキルデッキも、それを成立させるために様々なデュエリストが多種多様な方法を講じます。
相手の伏せカードを強引に破壊する『ツインツイスター』や【壊獣】シリーズでは足らないと『溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム』はメジャーなものです。
が、『ならず者傭兵部隊』まで持ち出して来るデュエリストがいるとは考えてもみませんでした。
確かに、モンスターの数を条件に入れないという点では『ダイナレスラー・パンクラトプス』より取り回しが良いところもありますし、何よりパンクラトプスより遥かに低いコストで生成できます。
それに、この様な深掘りした話でなくても「ここでこういう行動を取ると、相手の動きはこう変わるのか」と言った情報は今後の財産となります。
これらの学びは『デュエルの趨勢に興味を向ける』為の目的があってこそなもの。
自分にとってのサブミッションはその役割を多大に果たしてくれると考えます。
- 相手に心を乱されにくくなる
対戦でお互いに熱くあることと、対戦相手そのものにその感情の起伏をぶつけるのとはまた別の話。
例えば演劇で互いに相手が仇敵の役割を演じ、それに熱が入ったとて、演者そのものに憎悪を抱くものではない、ということと同じです。伝わりにくかったらごめんなさい。
それは、見えない相手でも同じことだと私は思います。
相手のプレイが気に入らないが『相手そのものが気に入らない』に昇華すると、その人のことをはたと思い出すだけでも並々ならぬ感情が込み上げ(てきそうにな)るものだと思います。
こうなってしまっては自分にとっても損になってしまうのでなるべくポジティブに『目を背けることができる要素』が必要となる。
その要素として、自分にとってのサブミッション、は相応しいものではないでしょうか。
己の価値観≒好きへの向き合い方
さて、4つ目の本題は『まとめ』の様なものです。
あまり、断言する様な言い方はするものではないのですが『自分の好きが損なわれる瞬間』というものは非常にダメージが大きいものです。
積み重ねるとそれは呪いにもなりうる。
『マスターデュエル』は挙げるといちブログの記事ではまとめきれないほどの良いことをくれた反面、こういったことが顕現しやすくもなってしまったのかもしれません。
今後もその様な場面は多く出てくるでしょう。
その時に備えて、自分なりの、そしてもしかしたら誰かの参考になるかもしれない、向き合い方を考えてみるのも良いことかもしれません。
終わりに
いやぁ……難しいものですね!特殊ルール!
展開そのものを封印する『虚無空間』や『アーティファクトーデスサイズ』、そもそもエクシーズなんざしなくても良い筆頭の『黄金卿エルドリッチ』が規制されるのは大体予想がついていました。
しかしそれらの影に隠れている『グリザイユの牢獄』や『ナンバーズハンター』等、ここまでやるかといった規制がなされていておったまげました。
ここまでするということは運営サイド側に『そこそこ以上にくっきりとした求める環境』が存在するということでしょう。
それを軽々と逸脱した様々なデッキが生まれるとはデュエリストの知恵とは恐ろしい。
今回は触れませんでしたが『そもそもエクシーズをせずに勝ちを狙う』デッキはこの規制下でも結構あります。
どこまでを『ユーザーの創意工夫』として肯定的に捉えるかは難しいところですが、あまりに度が過ぎているものは次回以降、何かしらのメスが入るでしょうから焦り過ぎずに見守りましょう…
と記事を書いていた頃にもう『何かしらのメス』が入りました。
一言で纏めると『勝った時の報酬を多くする』という措置を取られたようです。動きが早い。
これで蔓延る問題がズバッと解決する、というわけにはいかないでしょうが、少なくとも『自ら負けに行くよりは勝ちに行った方が良い』という動機付けになるのではないでしょうか。お仕事、ご苦労様です。
今回の記事は以上になります。
いきなり賛否両論が分かれる内容となってしまいましたが当ブログは本年も『平和にゆるっと楽しむ』為の記事を投稿していきますのでどうぞよろしくお願いいたします。