皆さん、こんばんは。米ココアです。
久々のブログ執筆となりますがいつもとは違う様子を呈しています。
そう
今年も訪れたのです
【遊戯王 Advent Calender】
の時期が。
つまりもう今年も後、ひと月で終わりということです。こわ…
毎年恒例の遊戯王Advent Calendarの募集記事です。
— 刺身 (@YPsashimi) 2022年11月3日
今年のアドカレはAグループ、Bグループに分かれています。
参加される方は記事を良く読んでからの登録をお願いします!
遊戯王Advent Calendar2022、募集します - デッキの生け簀https://t.co/SxvfPYJxMw
今年も『刺身』さん主催の下で開催されます。
昨年は【昼と夜】の【二部制】でしたが今年は
【AサイドとBサイド】と記事の大まかな内容による【二部制】で進められます。詳しくは上記リンクにて。
前日のAサイド、Bサイドの記事は
Aサイドです。ヒロイックは強化によって展開に自由度を得られたので色々な考えようがあります。
耐久戦が得意な方だそうなので、非常に興味深いお方です。
Bサイドです。ラインは自分の中にしかない。
私のプレイスタイルは勝ちに一直線、とは相いれにくいものであるので茨の道な感じがします。
私が担当するのは【Aサイド】
即ちお祭り枠です。
昨年は『セラの蟲惑魔は良いぞ』なち性に溢れた記事を投稿したのですが、せっかくなのでハンドルを別方向に切ってみましょう、
今回、話題にあげますのは
アニメ【遊戯王5D's】にて、不動遊星達の前に立ちはだかった強敵『プラシド』の
『ワイズ・コア』から産み出される
『機皇帝ワイゼル∞』(TF6テキスト)について
つまり
OCGに存在しない、オリカを現代のカードプールに投げ込んで色々妄想しようぜ
という究極のたらればです。
まずは
- TF6テキスト『機皇帝ワイゼル∞』とは何ぞや
- 他の『機皇帝』関連カードとの相性(OCG含む)
という2つの観点で『機皇帝』への理解を深め、本題である
- 現代のカードプールで使う妄想
を繰り広げる形という全3章で進行していきます。
どうぞお付き合いください。
注)カードテキストの量が多くなる関係で記事全体が長くなります。
美味しいところだけを味わいたい場合は最終章のみを読まれることをお勧めします。
なお、本記事のオリカテキストは
→機皇帝ワイゼル∞ - 遊戯王ゲーム版 カードWiki@わかな - atwiki(アットウィキ)
下記サイトを参照していきます。
これが『機皇帝ワイゼル∞(TF6)』だ!
(TF6テキスト)と見て、こう疑問に思った方がいると思います。
『アニメテキストじゃないん?』と。
その答えは今から見ていくワイゼルのテキストにあります。
コア
オリカの方の【機皇帝】は『OO・コア』と名のついたカードの効果で一気に展開されます。
ワイズ・コア
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
このカードがカードの効果によって破壊された時、
自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
その後、自分の手札・デッキ・墓地から
「機皇帝ワイゼル∞」「ワイゼルT」「ワイゼルA」「ワイゼルG」「ワイゼルC」をそれぞれ1体特殊召喚する。
☆1、攻守0、闇属性、機械族と恵まれたステータス。
タイミングを逃さない効果と可能性を感じます。
本体
機皇帝ワイゼル♾
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「ワイゼル」・「グランエル」・「スキエル」と名のついたモンスターの攻撃力分アップする。
このカードは相手のカードの効果の対象にならない。
1ターンに1度、相手フィールド上に表側表示で存在するシンクロモンスターを
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備することができる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
「機皇帝」と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
アニメ同様
- 他の『機皇帝』パーツの攻撃力を吸収できる
(S・アブソープションはスキエルのパーツを借りパクした時の姿)
ことに加え、アニメには無かった
- 相手の効果への対象耐性
- 味方モンスターに攻撃制限を課さない
- 通常召喚できる
謎のメリットが付与されています。
せっかくのお祭り企画だしいちばん強いワイゼルで妄想した方が楽しいでしょう。
パーツが殴り放題なせいでとてつもないシナジーが発生しているカードがテーマ内にも外にも存在します。後の章で言及しますのでお楽しみに…
初期パーツ
続いて、OCGには存在しない各種パーツのテキストを見ていきましょう。
ワイゼルA
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻1200/守 0
フィールド上に「∞」と名のついたモンスターが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。
ワイゼルの初期パーツはただ二つの例外を除き、デメリットしかない実質バニラです。
例外その1
ワイゼルG
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 1200
(デメリット効果)
自分フィールド上に存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、このカードに攻撃対象を変更することができる。
若干本体の寿命が伸びる程度です。
例外その2
ワイゼルC
星1/闇属性/機械族/攻 800/守 600
(デメリット効果)
このカードは相手のカードの効果では破壊されない。
ちょっと強いこと書いてる。
カスタムパーツ(○3)
機皇帝パーツの特徴は上位体が存在するものもある、ということが挙げられます(「ワイゼル○3」「ワイゼル○5」の様にレベル3と5の2種類)
それぞれデメリット効果に加えて共通の召喚条件を持っています。
OOA3
このカードは自分フィールド上に表側表示で存在する「OOA」1体をリリースし、手札から特殊召喚できる。
OOA5このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に存在する「OOA3」1体をリリースした場合に特殊召喚できる。
その上でワイゼルパーツの上位体を見てみましょう。
ワイゼルT3
星3/闇属性/機械族/攻 600/守 0
(セルフSS効果)
(デメリット効果)
1ターンに1度、相手の魔法・罠カードの発動を無効にし破壊することができる。
とても強い(KONAMI)
OCG版ワイゼルの効果である『1ターンに1度魔法を無効にする』効果はここから取ってきていたんですね。
ワイゼルA3
星3/闇属性/機械族/攻1600/守 0
(セルフSS効果)
(デメリット効果)
自分フィールド上に存在する「∞」と名のついたモンスターが守備表示モンスターを攻撃したとき、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
ライフを削る速度が上がった。
ワイゼルG3
星3/闇属性/機械族/攻 0/守2000
(セルフSS効果)
(デメリット効果)
自分フィールド上に存在するモンスターが攻撃対象に選択された時、このカードに攻撃対象を変更することができる。
このカードは1ターンに1度だけ、戦闘では破壊されない。
攻撃を誘導できて1回だけなら耐えられる守備力2000ってそこそこ堅そうに見えません?
カスタムパーツ(○○5)
召喚制限が課せられている分、強力な効果となっています。といっても1種類だけですが
ワイゼルA5
星5/闇属性/機械族/攻 2000/守0
(セルフSS効果?)
(デメリット効果?)
自分フィールド上に存在する(?)モンスターが守備表示モンスターを攻撃したとき、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その守備力を超えた分の倍の数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
1ターンに1度自分フィールド上に存在する(?)モンスターが攻撃を行う時、相手の罠カードの発動と効果を無効にし破壊することができる。
(作中ではプラシド達の本来の姿である『アポリア』が『機皇神マシニクル∞3』の効果でパーツをコピーする時にのみ使ったので正確なテキストはあやふやになっています)
『カオスMAX』同様の守備表示絶対許さない効果が強力に見えますね。
通常召喚できない代わりに殺意マシマシです。
機皇帝の仲間達との相性
続けてワイゼル∞と相性が良さそうな愉快な機皇帝仲間達を『OCG』『未OCG』の2つに分けてご紹介します。
OCG
実は、というほどでもありませんがワイズ・コアや各種パーツは『機皇』の名前を持っていないためそこまで仲が良くはありません。
加えて本体に
「機皇帝」と名のついたモンスターは自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
という割とめんどくさい制約が課せられているため
- ワイゼル(TF6)と『S・アブソープション』を両立させて打点マシマシや!
といったお得なコンボができなくなっています。
通常召喚可能とかパーツアタック可能とか法の抜け穴みたいなものは沢山あるのに。
しかし、ある効果の存在がOCGの『機皇』との高い親和性を見出すことができます。それが
このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「ワイゼル」・「グランエル」・「スキエル」と名のついたモンスターの攻撃力分アップする。
この打点集約効果。
実はこれ、機皇兵の攻撃力も合算するのです。従ってあるカードと抜群の相性を誇ります
機皇兵廠オブリガード
『機皇兵廠オブリガード』で『機皇兵ワイゼル・アイン』を2体特殊召喚するだけでワイゼル本体の打点が3800アップします
(ワイゼル・アインの効果込み)
ついでにワイゼル・アインは『機皇』モンスターへの貫通効果が付与できるため、このターンはパーツアタックできないけどそれ以外はワイゼルA3の上位互換として運用できます。
未OCG
本番はここにあります。
スキエルA5
自分フィールド上に存在するモンスターは相手プレイヤーに直接攻撃することができる
(OCG版のスキエルの直接攻撃効果は恐らくここから来ています)
そしてこのワイゼルは
他のモンスターへの攻撃宣言を課しません
つまり
全てのパーツが1回ずつ相手を直接どついてきます
数値で表すと
(現時点での機皇帝本体の攻撃力)×2
が壁モンスターを無視して飛んでくるわけです。
8000のライフなど容易く消し飛びます。
現代カードプールで使おう!という妄想
この記事の本題はここにあり。
「オリカを現実のカードプールで取り回したらどうなる?」という盛大な妄想パーティです。
内容が長く、そして収集がつかなくなりそうなのでこの章の中では
- どの『カテゴリ』と組み合わせるのか
という前提条件を置いた上で以下、3つの内容に切り分けて妄想を膨らませていきます。
- 『ワイズ・コア』の破壊方法
- 如何に、ビートダウンを行うか
- デッキの安定化
どうぞお付き合い下さい。
どの『カテゴリ』と組み合わせるのか
現実に存在するカードだけで考察する場合と何ら変わりありません。
カテゴリ単位での組み合わせを行う場合は
- 使用したいモンスターのステータス
- 召喚条件
- 必要なデッキスロット
この3つの点に着目すると『良い結果』に終わる場合が多いです。
早速当てはめてみましょう
- ステータス
ワイズ・コア
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
(ワイゼル∞も同値)
レベルから攻守まで全てが恵まれたステータスであると言えますが今回は特に
『攻・守0』という点に着目し
『ピリ・レイスの地図』を主要なサーチ手段のひとつに据えます。
ここから『召喚権に比較的依存しにくいカテゴリ』
との共存を見出していこうと思います。
- 召喚条件
通常召喚可能ではありますがその力を発揮するためには基本的に『ワイズ・コア』の効果による展開を目指します。
このカードがカードの効果によって破壊された時、
自分フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。
その後、自分の手札・デッキ・墓地から
「機皇帝ワイゼル∞」「ワイゼルT」「ワイゼルA」「ワイゼルG」「ワイゼルC」をそれぞれ1体特殊召喚する。
ここでは『一旦自分のモンスターを全滅させてしまう』というデメリットに着目
場に展開する必要があまりない
或いは
場ではない場所でも活躍できる
カテゴリとのタッグを見据えます。
- デッキスロット
最後に要求されるデッキスロットです。
『ワイズ・コア』から呼び出せる範囲はデッキ・手札・墓地と大体の場所に対応しています。
つまり、どこにいても良いため上位パーツの存在を考慮しても必要なデッキスロットは少なく済むのです。
となれば相方となるカテゴリにある程度の枠を渡すことが叶います。
しかしここで枚数が要求されるカテゴリを選ぶのは罠。機皇帝のパーツが手札に来たせいで初動が足りないなんていう笑えない事態になってしまいます。そこで
初動が軽く、テーマに属していないカードにアクセスしやすい
カテゴリに声をかけます。
非カテゴリのカードは制約が少なくコンボ性に優れているものが多いですから…
以上3つの観点から厳正な審査を重ねた結果今回は
【ラビュリンス】と手を取り合うことに決定しました。
- 『ピリ・レイス』のための召喚権に余裕があります。
『ビッグウェルカム・ラビュリンス』でラビュリンスモンスターに容易くアクセスできるからですね。
- 『ワイズ・コア』の効果で自分の場が流れても平気です。
『ビッグウェルカム』でラビュリンスは手札に帰ってくれるので被害を受けないからです。加えて
『迷宮城の白銀姫』は条件を満たせば好きなタイミングで手札から展開することができます。仲良しこよし。
- 【ラビュリンス】側の必要パーツは少なく済みます
極端な話『ビッグウェルカム』と『白銀姫』さえあればテーマの動きとして成立します。
増やして『白銀の城の召使い アリアンナ』くらいでしょう。
加えて【ラビュリンス】はテーマ名を持たない通常罠に非常にアクセスしやすいテーマ。
後述する『ワイズ・コア』の破壊方法、ビートダウン、安定化全てに貢献してくれます。
前章では触れませんでしたが機皇帝側の最強カード
『ゴースト・コンバート』が通常罠であるという点も仲の良さにより拍車をかけます。
そして何より
プラシドは執事のコスプレを作中でしています。
原作再現という要素からも高得点。これはもう合わせるしかない。
『ワイズ・コア』の破壊方法
合わせるカテゴリが晴れて決定したので3つの妄想を膨らませていきます。
第一の妄想。『ワイズ・コア』の破壊ですがどうせ破壊するなら防御としても使える手段が望ましいですよね。そこで
ルチアーノも使った『激流葬』の出番です。
通常罠なので『白銀姫』だけでなく『トラップトリック』『天獄の王』などで手軽にアクセスできるのが魅力的。
除去と展開を兼ね備えた最高の相棒です。
もうひとつ、テーマ内にもコアを爆殺する手段が存在します。それが
『白銀の迷宮城』で『ビッグウェルカム』に付与した追加効果です。
『激流葬』と異なり同時に相手を巻き込むことは不可能ですが合わせた先に破壊手段が内蔵されていることがポイントです。
また、1〜2体分のコアは無駄撃ちとなってしまいますが『連鎖破壊』をコアの召喚に合わせて当てるという手もあります。
ビートダウンの方法
第二の妄想。如何に相手のライフを8000削り切るか、相手の展開を凌ぐかについてです。
相手ターンを凌ぐ
『ワイゼルT3』による魔法・罠への制圧効果は強力の一文字です。
また、ワイゼル及びラビュリンスが皆闇属性であることから『御前試合』
白銀姫等とは喧嘩をしますが、ワイゼル自身は低レベルモンスターであることを活かした
『超古代生物の墓』といった理不尽カードによる耐えが考えられます(墓はTFのイリアステルも使う由緒正しき戦術です)
機械族であることから『セリオンズ"キング"レギュラス』でワイゼルT3では対処できないモンスター効果への対応も行えます。
また、コアから5体分のモンスターを展開できることはリンクモンスターが存在する現代では恐ろしく都合が良いので『I:Pマスカレーナ』等を構えることで牽制を行うことが最も強力でしょう。
ただしこの時、うっかりワイゼル∞本体を素材にするとパーツが勝手に爆散するのでくれぐれも順番には気をつけること。
そもそもラビュリンス自体が相手ターンをやり過ごす力に長けているのもポイントです。
ライフを削り切る
ワイゼルのお家芸はSモンスターを吸収する所謂シンクロキラーですがこのご時世Sモンスターを使ってくれる方が珍しいのが現実。
確かに【相剣】や【SR】等、自テーマ内にも強力なSモンスターを持つテーマは増えたとはいえ、シンクロキラーだけに依存するのではイリアステルもやってられません。
そこで吸えなくても削り切るプランを備える必要があります。
機械族にデッキの中身を限定するのであれば
実質攻撃力4000アップという神の如き強化カードがあるのですが今回は違ったアプローチでいきましょう。
『白銀姫』の存在で【ラビュリンス】としては蛇足になりつつありますが
『天獄の王』の力を借ります。
このカードは通常罠だけではなくありとあらゆる魔法・罠へアクセスすることが可能です。例えば
『リミッター解除』を確保することで倍になったパーツの打点を吸い上げて超人的な暴力を手に入れることができます。
『団結の力』を『ワイゼルA系』に装備するのも有効でしょう。
団結はエンドフェイズにワイゼルを失わなくて済むことや場合によってはラビュリンスにくっつけても良いといったところで差別化を図れます。
ピリ・レイスのためにライフを4000程失っていることが多いため
『魂の一撃』による強化も視野に入るでしょう。
また地図の料金によるライフロスをメリットに変換する策として
ホープダブルからの
『No.35 ラベノス・タランチュラ』による超絶強化も光るものがあります。このコンボは
- 直接攻撃できないけど、的をどうすんねん
- ワイゼルの四肢の半分くらいを犠牲にするけど大丈夫?
- そもそもランク4を展開できる?
と、3つの課題がのしかかります。
が、しかし越えられないものではありません。
- 的となるモンスター
【壊獣】がまるっと解決してくれます。
次の章で語る安定化を加味すると『ガメシエル』『ガダーラ』あたりが適任でしょうか。加えて『妨げられし壊獣の眠り』がそのままコアの破壊手段として強力。
- ワイゼルの四肢
パーツから打点を集約している都合上ワイゼル以外を展開しよう、となるとある程度犠牲にする必要があります。そんなんで大丈夫でしょうか?
大丈夫です。
T→A500
A→A1200
G→A0
C→A800
上記の様にワイゼルの暴力は多分にAに依存しているためT(頭)とG(片腕)を失ったとて余裕で攻撃力を黒字にできます。
失うべき四肢の半分ほどはEXモンスターゾーンに『ゴーストリック・デュラハン』か『キキナガシ風鳥』でも置いて処理してください。
- ランク4の展開
安定化の章で詳しく語るのですが『オブリガード』さえ使わなければ縛りがかからないため召喚権を用いずにレベル4のモンスターを2体並べることは意外と容易だったりします。
この様に『ダブル→ドラグナー→ラベノス』によるバフは比較的楽に実現できるのです。
安定化
第三の妄想。これらのコンボをより高い再現性で行うための安定化の方法を測っていきます。
ここでは
- 更なる初動
- デッキの枚数
この2つを軸にします。
- 更なる初動
ピリ・レイスでコアを、ラビュリンスでコンボの実践やコンボパーツの確保を担ってきましたがもうひとつふたつくらい調達方法を持っておきたいもの。
そこで提唱するのが
『スモールワールド』。大会シーンでも使用された実績のある万能サーチカードですね。
例えば
『白銀姫』or『白銀の城のラビュリンス)
↓(レベルのみが一致)
『レギュラス』
↓(種族のみが一致)
コア
『アリアーナ』
↓(レベルのみが一致)
『オブリガード』
↓(種族のみが一致)
コア
コアを確保するためだけのルートでも多岐に渡ります。
また、相性の良いカードで取り上げた『スキエルA5』並びに進化前の『A3』についても『白銀姫』ルートの中間点を『ガダーラ』に替えれば確保可能となっています。本当に万能。
そしてもうひとつ。ビートダウンで触れた『ランク4の展開』について。
ランク4展開はラベノスによる打点超強化だけでなく天獄をサーチできる『御影志士』全ての効果がこのデッキと都合の良い『No.60 刻不知のデュガレス』を出せるという点で重要になってきます。
今回は、ラビュリンスというテーマとの相性を加味して
これらのカードでレベル4モンスターを揃えていきましょう。両カードともつい最近、話題性を得たキャッチーなカードです。
2体目も召喚権を使わずに用意したいのなら『簡素融合』もセットで採用すると良いでしょう。
初動からは少し外れる余談となるのですが微妙にコンボパーツが揃わない手札の組み合わせになった時に
手札をリフレッシュできる手段が通常罠に用意されていることも記憶に留めておくと、よりQOW(クオリティ・オブ・ワイゼル)が高められます。
- デッキ枚数について
従来は、デッキ枚数は特別な理由がない限り40枚ないしその数に極力近づける方が良いとされてきました。
しかし、サーチやドローカード等の全体的なパワーの底上げや確率論から見た新しい考え方がこの頃提示されたことでデッキ枚数を意図的に増やすことはそこまで不自然ではないという時代になりつつあることも事実。
ではこのデッキ【ラビュリンス・ワイゼル】の場合はどうか。
ラビュリンスだけで考えると、カテゴリカードの必須枠が少ないことから40枚は近づけることが良いと考えられます。ですが、
ワイゼルと複合することでデッキ内のモンスター比率が高まってしまいがち。
そこで主に通常罠を増やすことによる60枚デッキにしてしまうことも大いにアリなのではないかと考えます。
つい最近通常罠をコストにするドローカードが追加されたため、より60枚への道が現実的となります。
また、60枚にすることで
チーム【ユニコーン】セカンドホイーラー『ブレオ』が得意とする
『ボルテック・バイコーン』によるデッキ破壊戦術にハマってしまいブレオがネオドミノシティの救世主になる未来を回避することができます。
終わりに
以上
オリカのワイゼルがOCGに来たらおもしれぇよな!
という5D'sオタクの妄言でした。
Bパートの中に、オリカの話題を取り上げる方がいらっしゃいますがオリカ妄想こそデュエリストの数だけあり、どれも味のある幻覚となるので許して…
クソ真面目にオリカの運用を妄想することは時々言いようのない虚無感に襲われるものです。
しかし突拍子もない効果を持ったオリカと現実のカードとの接点を探ることは今後のデッキ構築において新たな閃きを得るための資産になりますし何より
遊戯王アニメをリアタイしていたあの頃を思い出して楽しい
んですね。本当に楽しかった。
では、この辺りで記事を締めさせていただきます。
アドカレ遊戯王はまだ始まったばかり、25日まで色々なデュエリストの世界を体感することができます。
忙しくなりがちな期間ではありますが是非楽しんでいってください。
本日のBパートの記事です。
ちょうどこの記事の最終チェックを行なっている時に上がりました。シャカパチについて。永遠に議論が続くもののひとつです。
翌日に投稿される方のブログです。
Aパート
Bパート