米は世界を救う日記

白いご飯をすこれ。遊戯王とラブライブとその他諸々について書き殴ります

バイスマスターと年を越す話

皆さん、おはようございます。

もう2021年も最後の日、仕事を納めている方もそうでない方も、慌ただしい1年だったことと思われます。

遊戯王の方も忙しなかったですね。ニューロンが更に神機能になったり、マスターデュエル、クロスデュエルといった所謂ヴァーチャルな方向での展開が多く、新しい時代の到来を感じたりします。

 

さて、行く年に想いを馳せるのはこの辺りにして。

年内最後にお届けする、今回の記事はウィッチクラフトバイスマスター』は良いぞという内容になります。

実際に使い倒して感じた、この『ここ好き』ポイントを、『融合モンスター』『展開力』『再利用』の3つのポイントから語り、最後に『バイスマスターによって強くなったテーマ内カード3選』をざっくり述べることでまとめていきます。

2021年の遊戯王ブログ読み納め、として見ていただければ幸いです。

 

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融合・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2700/守2800
ウィッチクラフト」モンスター+魔法使い族モンスター
(1):融合モンスター以外の魔法使い族モンスターまたは魔法カードの効果が発動した時、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
ウィッチクラフトバイスマスター」の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない。
●フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●手札・デッキからレベル6以下の「ウィッチクラフト」モンスター1体を特殊召喚する。
●自分の墓地から「ウィッチクラフト」魔法・罠カード1枚を選んで手札に加える。

 

 

『融合だから』効率良く手札を使える

まずは『融合モンスターである』という点です。

 

ウィッチクラフト】の新規が明らかになった時

 

  • 消費の重さ

 

に懸念点を抱かれた人は少なくないと思います。

 

ウィッチクラフト】は『下級+魔法カード1枚→最上級モンスター』と、手順で見たら軽いのですがコストで見るとそこまで軽くないという不思議な性質を持ったテーマです。

 

そんなテーマが基本的に手札を3枚使用する融合召喚を取り込んだらどうなるか。私も不安でした。やりたいこともままならずカツカツになるのではないかと……

 

そんなことはありませんでした

 

杞憂だったというわけです。どうしてなのか?

そこには【ウィッチクラフト】が持つもう一つの性質が関わってきます。それは、

 

  • 展開が1体のモンスターによって完結している

 

ということ。

詳しくは以降の章で触れるのですが、魔法カードは沢山使うのですが、モンスターを多数使用して展開することがほとんどできませんでした。

つまり、複数枚引いたモンスターを持て余すことが多かったのです。そこに現れたのが『バイスマスター』と『コンフュージョン』でした。この2枚によって

 

  • 複数枚引いた下級を一気に墓地に送り、同ターン中に複数体の下級の効果を発動できる
  • 上級を素材にすることで蘇生カードを強く使う用意ができる

 

ようになったため、今までだと事故かその手前に片足を突っ込んでいた初手立派なつよつよハンドに大変身を遂げたのでした。

 

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もう初手に引いたって大丈夫!

 

2段も3段も上がった展開力

続けて『展開力』です。『バイスマスター』の強さを語る上で最も欠かせない要素が

 

●手札・デッキからレベル6以下の「ウィッチクラフト」モンスター1体を特殊召喚する。

この展開効果であることが使っている内に実感できました。

 

他の選択効果にも当てはまることなのですが

 

  • テーマ特有の動きをしながら、全く違うところからアドバンテージを稼げる

 

という『バイスマスター』の効果の強みを最も発揮しているのが、展開効果であると言えるからです。

 

では、何故そこまで展開効果を推すのでしょう。

その答えは前章でも触れたのですが、『従来のウィッチクラフトの展開はほぼモンスター1体の効果によるもので完結していた』という点にあります。

 

もう少しざっくり言うと

 

  • 1を2にする展開力がない

 

状態にありました。そこに『バイスマスター』が登場することで

 

  • 3ほど費やす必要はあるけれど4にも6にもなり得る展開力

 

を手に入れたのです。すんごい。

「下級の効果でリクルートしようとしたらもう1体増えていました」なんて【ウィッチクラフト】を始めて握った日からずっと夢見ていた光景ですよ。

 

ウィッチクラフトが目指す理想盤面である

『ハイネ(耐性付与+フリチェ破壊)』+『ヴェール(パンプ+相手全体ヴェーラー)』+『バイストリート(耐性付与)』

やたら強い効果を持ったモンスターを置きながら作りやすくなったと言えばこの凄さが分かっていただけると思います。

 

また、自前での展開力が底上げされることで

 

  • 『神聖魔皇后セレーネ』のような汎用的なリンクモンスターを使いやすくなる

 

利点も得ました。もうEXデッキは壺の代金ではないのだ。

 

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ウィッチクラフトも遂に『サーヴァント・オブ・エンディミオン』を貰えたんやなって

 

半端ない、使い回し力

最後に『再利用』です。最近の融合モンスター事情を見たら当たり前ではあるのですが

 

  • 蘇生制限が無い

 

ことも『バイスマスター』の大きな強みであると感じました。加えて

 

  • テーマ内に蘇生手段が複数ある
  • 蘇生した場合でも変わらぬ強さを発揮できる

 

ことも彼女の『再利用』力を高めるのに拍車をかけています。一つずつみていきましょう。

 

  • 複数の蘇生手段

→『サボタージュ』『エーデル』と完全蘇生手段を2つ持つ。そしてこの2つは『使い回しが効き』バイスマスターのおかげでより扱いやすくなった』

 

  • 蘇生しても強い

『魔法カードの効果の発動』『魔法使いの効果の発動』デュエルの序盤・中盤・終盤共に勢いの衰えない発動条件。

更に、使ったコストが返ってくるという特有の強みも合わさって『蘇生にリソースを割いた後でも効果を存分に発揮できる』

 

元々『再利用』は【ウィッチクラフト】固有の強さでもあったのですが『バイスマスター』もこの点に強みを持っているので、より強烈に個性を出せるようになりました。

 

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バイスマスターと一緒に並べるとバカ強い

 

強くなったウィッチクラフト3選

ここからは『バイスマスター』の登場により、テーマ内で頭角を現したカードを3枚ピックアップしていきます。

『エーデル』さんは殿堂入り級の強化となったので今回は彼女とは別のカードとなります。

 

ウィッチクラフト・パトローナス

まずはなんといってもこのカード

 

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使い終わったモンスターを、まだデッキに眠っている魔法カードに変換できる超強力なエンジンカード。

『罠カード』ということで手札に加える手段が少なく、その高いカードパワーを活かしにくかったところが『バイスマスター』により解決。晴れてパワーカードとなりました。

 

『エーデル』さんをデッキに戻し直せる点が『バイスマスター』ととても噛み合っていると言えます。

 

ウィッチクラフト・ポトリー

続いて、かつて『パトローナス』を唯一手札に入れることのできたカード

 

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『手札0枚』という鬼柳京介さんが喜びそうな状態を条件に、同名以外のウィッチクラフトを何でも回収できるカード。

対応範囲が広い反面、手札0枚の状況を作りにくい点から彼女もまた、その力を活かしきれていませんでした。

しかしバイスマスター』により手札を使いやすくなったのであれば話は別。発動頻度が激増し、強力なリカバリー手段となりました。

 

また、発動時に手札が0枚であれば良いので『ポトリー』の回収効果に『バイスマスター』の回収効果を重ねることもできます。

これが通るといきなり手札が2枚も返ってくるの、お得感の洪水で溺れそうになるので好きです。

 

ウィッチクラフトサボタージュ

元々、テーマ内の蘇生カードの中で強い部類にあったカード

 

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バイスマスター』が追加されたことで、別次元の強さを獲得しました。

 

再利用可能、サーチ手段のある完全蘇生カードに対応した、EXデッキの大型モンスターをもらったらどうなるかは火を見るよりも明らかです。

 

更に、『バイスマスター』がいる状態で『サボタージュ』を発動し、そこにリクルート効果を合わせると1体が3体に増えて盤面のアドバンテージがとんでもないことになります。ちょっとした薬物の域です。

 

まとめ

以上、実際に使い倒してみて感じた『バイスマスターのここ好きポイント』でした。

 

いや本当にテーマとしての可能性も、テーマ外カードとの可能性も一気に広げてくれた新規には感謝感激です。ウィッチクラフト使い増えろ増えろ。

 

さて、2021年ももう後数時間で終わってしまいます。

 

今年は去年とは比にならない量の記事を世に出しました。

デュエル動画に出演するようになったこともあって自分の『好き!』を目に見える形に残したい動機の下様々な記事を書き、この頃はTwitterで反応してくれる方も出始めよりモチベが高まっています。

来年はより飛躍の年にしていきたいと思います。

 

では、この辺りで。

良いお年を!!