米は世界を救う日記

白いご飯をすこれ。遊戯王とラブライブとその他諸々について書き殴ります

メルフィーの森でクリアマインド【メルフィーシェリィ】第二部

皆様、おはようございます。

 

何ちゃら宣言は度重なるアンコール上映と、地域を拡大していますが遂に終わりを迎えそうです。宣言が終わるとどうなる?次の宣言がうわ何をするやめろ。

気が滅入ってしまいそうですが、救いはOCG、ラッシュデュエル共に新展開が熱いことですね。買えねぇ!って事態さえ回避されればの話ですが……(バトルオブカオスは早く予約再開して)

 

さて、身の上話はこのくらいにして。

 

本日は前回に引き続き【メルフィーシェリィ】三部作の内の第二回、エクストラデッキの選定理由についてです。

 

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前回記事

komekokoa.hatenablog.com

 

 

デッキレシピ

改めまして、デッキレシピどん

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ここだけの話。一点着地の効果を相手フィールドに着地した時でもドローできると勘違いして2回程最強着地した馬鹿がいたらしいです。ま、私なんですけど……

 

核となるコンセプト

レシピを晒したところで早速本題に切り込んで行きましょう。

皆さんはどんな理由からエクストラデッキを選定するでしょうか?私は大抵一つのコンセプトを立て、それに基づいて採用カードを選んでいきます。

当たり前と言えば当たり前なのでここに15枚をデュエル中に使い切るという想定も付け加えます。

 

さて、【メルフィーシェリィ】はどの様なコンセプトを立てているのか。ずばり、

 

  • 両プレイヤーのターンでSモンスター特殊召喚して戦う

ことです。

 

正規のS召喚以外だと、

『フォーミュラ・シンクロン』や『ホップイヤー飛行隊』による相手ターン中のS召喚

『フルール・ド・バロネス』の③の効果による、スタンバイフェイズ時の蘇生

の2つの手段によって実行されます。

 

今回は当デッキの選ばれし15体の中から、上述したコンセプトの

  1. 担い手
  2. 守り手
  3. 搦め手
  4. 奥の手

という観点で1体ずつピックアップしていきましょう。

 

担い手

担い手、とは即ち『中心となる存在』のこと。

まあぶっちゃけ……

 

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  • 自分のターンに強く(破壊効果)
  • 相手ターンにも強く(制圧効果)
  • 潤滑油にもなる(蘇生効果)
  • そして何よりシェリーの使用(をイメージした)カードである

(最後の理由については複雑な心境を持たれることもあるだろうな、と理解はあります。

アークリベリオンやドラグーンみたいな)

 

上記の強みから『バロネス』が担い手どころか全てのシンボルとなっているところはあるのですが

バロネスだって命は一つです。蘇生術は使えますが自分で勝手に蘇ったりしません。

なのでそれぞれの役割に於いて、バロネスに引けを取らないエキスパートを用意しています。

彼らの持つ強みを『自分ターン』『相手ターン』『展開の潤滑油』と言った観点を中心に見ていきましょう。

 

まず、担い手の部分だと

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『天威の龍鬼神』さんが該当します。上半身に対して下半身が貧弱なのはステータスのせいでしょうか。

『龍鬼神』の強みを解剖すると、

 

  • 自分ターン中の強さ→高打点かつそれを活かした『戦闘破壊をトリガーにさらにパワーアップ+再度攻撃』
  • 相手ターン中の強さ→『効果を発動したモンスターを除外』という昨今の遊戯王に多い横並べをしながら効果の連発を牽制

 

と、言う感じになります。どっちのターンに出しても強い!

 

また、同レベル帯には超強力なライバルとして『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』や『ヴァレルロード・S・ドラゴン』がいますが、

前者は『打点上昇が永続であること』と『出し易さ』で、

後者は『リンクモンスターを必要としないこと』と『蘇生しても100%の力を発揮できる』点で

優位性を持っているので、晴れて当デッキのコンセプトの担い手として就任しました。

 

効果が機能しないor役割が終われば『フォーミュラ』や『飛行隊』でサクッと『バロネス』になることを割り切れるお手軽感もポイントです。

 

守り手

バロネスに頼りきりにならず、コンセプトの安全な遂行を保障する縁の下の力持ちです。

 

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前回の記事でもピックアップした『森のメルフィーズ』が支えてくれています。可愛いね。

 

彼らには

  • 潤滑油→『メルフィー・キャシィ』を経由してコンセプトの中心となる『ホップイヤー飛行隊』を含めた、メインデッキの多くのカードをサーチ
  • 相手ターン中の強さ→メルフィーが手札に戻った時に発動する『モンスターへの妨害効果』

 

の、2つの強みがあります。

1つ目の『キャシィを経由した獣族サーチ』が重要で、『聖騎士の盾持ち』より広い範囲のサーチを『ホップイヤー飛行隊』が活きる最適のタイミングで行えます。

これを、2つ目の強みである『妨害効果』を使いながら実現できる。正しく八面六臂の活躍です。

 

『バロネス』と違って場に居続けても強いことも森の仲間達を守り手たらしめている大きなポイントです。

 

搦め手

思わぬところから相手の算段を狂わせるトリックスター的ポジションです。ある意味一番美味しい席に座っているのは誰か。

 

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ジェネシスインパクターズ】の表紙を飾っている内の1体『絶火の竜神ヴァフラム』。

 

【マギストス】のテーマ名の通り装備しているモンスターを何だかんだ強化する効果を持っていますが【メルフィーシェリィ】で用があるのは150%、①の効果です。

 

(1):S召喚したこのカードが破壊された場合に発動できる。相手フィールドの表側表示のカードを全て破壊する。

 

ちょっと壊れるだけで相手フィールドの殆どを道連れにするやべぇ効果。マクロコスモス下でもしっかり起爆します。

本籍を置く【マギストス】ではほとんどお守り効果(『魔神ゾロア』によって多少改善されましたが大体1枚採用でその1枚は既に装備されています)でしたが当デッキであれば話は別。

 

  • 自分ターン中の起動→『時花の賢者フルール・ド・サージュ』
  • 相手ターン中の起動→『花騎士団の白馬』

 

どちらのターンであっても引き金を引く用意は整っているのです。

加えて、トリガー役のどちらとも、ヴァフラムを壊す際に巻き込みを最小限に抑えるという点で本人との相性の良さも折り紙つき。

さらにさらに、『レスキューキャット』+『花騎士団の白馬』の片方が容易にサーチできる2枚初動で

『相手ターンに壊せるヴァフラム』にもなれる、『森のメルフィーズ』+『メルフィー・キャシィ』+『花騎士団の白馬』の盤面が成立するというお手軽さも付いてくるのです。

(猫1枚のポテンシャルは後100億倍ありますが身の丈に合った力の振るい方も大切)

 

超強いライトニングボルテックス超強いミラーフォースを唐突に叩きつけてくるこのカードは搦め手と呼ぶに相応しいと言えます。

無理そうなら早い内に『バロネス』か『サテライト』になりましょう。

 

奥の手

最後に、奥の手です。『バロネス』の力も使い切った後の正真正銘、最後の盾、或いは最後の槍。或いは最初にぶっこぬかれる伝説の剣。(奥の手とは)

そんな便利な地位に座すは

 

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圧倒的殲滅力、徹底的耐性力を両立する『炎斬機ファイナルシグマ』こそ相応しい……!

 

何と言ってもこの剣

  • 斬機カード以外の効果を弾く耐性
  • 相手モンスターとの戦闘で与えるダメージを2倍にする超ダメージソース

の単純かつ強力な2つな能力を兼ね備えていながら

  • 素材指定が一切ない

のですね。さながら攻めに特化したバロネス

(ほかに素材指定の無いレベル12のシンクロは『A BFー神立のオニマル』、『B・Fー決戦のビッグ・バリスタ』がいますが特に耐性で『ファイナルシグマ』の方に軍配が上がります)

 

『ネクロシンクロン』+『(ネクロの効果でレベルを上げた)レベル8モンスター』を素材として自分ターンに出すのみならず

 

『ホップイヤー飛行隊』+『バロネス』で唐突に相手ターンに出すのも思いのままということです。

 

『バロネス』の妨害を掻い潜っての除去に合わせて『飛行隊』を触れさせてあげれば強くて硬いモンスターに進化して、その命を繋ぎます。

当デッキはツインバロネス体制であるため、1体くらいなら雑に使っても許されるのです。

疾風編3箱で2枚引いてて良かった……

 

相手ターンをやり過ごしたら後は棒立ちの相手モンスターに全力で斬りかかりましょう。誰もいなくとも3000のダメージは無視できないはずです。

 

また、『効果を受けない』だけであって『対象に取る』ことはできるので『サージュ』や『白馬』の当て先としても適任です。

 

まとめと余談と次回予告

以上、4体のモンスターをピックアップしエクストラデッキの選定理由をずらずらっと述べてみました。

今回は、ほぼ自明の役割である『バロネス』や『ケンタウルミナ』の解説は(殆ど)オミットしていますが、【フルール】デッキを組むに当たって、人によって好みの差が出てくるのは上述した2種類以外のモンスターにあると思うので、道を譲ってもらいました。

 

余談なのですが私、米ココアはこの度『呑むか遊ぶか自壊するチャンネル』(ハッシュタグは『どんゆうかい』)に参加しまして、何とデュエル動画デビューを果たしてしまいました。いやあ人生何が起こるか分からんものですな。

何故いきなりこんな話を切り出したかと言いますと、ちょうど【メルフィーシェリィ】を使用している回が2回あるからなんですね。

やらかしこそありますが両方とも良カードとなっています。

 

ついこの前来日した【ミュートリア(Myutant)】の実験台となっています。とはいえ多くのカードが活躍しています。

 

ホープドラグナー』とのぶつかり合いです。実験台とは異なるカードが活躍しています。

 

良ければチャンネルもして行って下さいな。とても喜びます。

 

さて、次回ですが早いもので(前回更新から1ヶ月以上も経過)【メルフィーシェリィ】三部作も最終回。

栄えあるラストを飾るのは当デッキにおける『初動の考え方』についてです。

 

では、また。第五波こそ落ち着いてきましたが次のウェーブに備えつつめげずに……生きようね!