皆さん、おはようございます。
夏休みの宿題の如く、引き継ぎで流れてきた新しい業務に「これが……感情…」となっている米ココアです。頼むから人1人のキャパを過信しないでくれ。
さて、闇が噴出しそうな話題はここまでにして。
今回は全体的にカードパワーがやばいわよ!な【POWER OF THE ELEMENT】で、つい先日とあるビルドパック出身テーマがもらった新規についての小話です。ギアギア君はちょっとだけ待っててね。
どうぞおつきあいくださ
わあぁぁぁぁぁぁ!!!ありがとーーー!!!!!!!!!!!!
六花について
皆さんは【六花】についてどれほどの記憶をお持ちでしょうか。
これは偏見になってしまうのですが、同パック出身の【アダマシア】や【エルドリッチ】の光が強すぎてほとんどの方にとって薄いものとなってしまっているのではないかと思われます。
しばらく新規はこの1枚でした。
『六花絢爛』をはじめ
・植物族
・エクシーズ
・リリース
を特徴とした可愛く個性的なテーマです。しかし
なんで手札から出すだけで縛られるんですか
所々で哀しみを背負ったテーマでもあります。同期や、先輩後輩の美少女テーマが比較対象としてあまりにも悪いというのもありますけどね。
しかしそんな日々とももうおさらば
超弩級の新規
が齎されたのです。しかも2枚も
六花のしらひめ
まずは1枚目です。
とってもかわいい
植物族 ATK/0 DEF/0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、自分は植物族モンスターしか特殊召喚できない。
②:自分フィールドに「六花」モンスターが存在し、相手がモンスターの効果を発動した時、手札・墓地のこのカードをデッキに戻し、自分フィールドの植物族モンスター1体をリリースして発動できる。その発動した効果を無効にする。
なんだそのとんでもない効果は
ひとつひとつざっくり見ていきましょう
ポン出しできるほぼ唯一の植物族
『特に何もなくとも手札から特殊召喚』できます。
もう一度言います。
何の条件もなく手札から特殊召喚できます
あの、現在環境でぶいぶい言わせているらしい植物族である『セリオンズ"リリー"ボレア』でさえ、墓地の用意を整える必要があります。
『ジーナの蟲惑魔』の条件でさえ飛んで喜ぶようなレベルでした。それが何だ
条件がなくなったぞ
これだけでもう3年は時空を越えたといえます。
縛りも重たいようで緩いタイプです。かの、悪名高き守護竜リンクと同じタイプ。
ありえないくらいのパワーカードと化した『六花精ボタン』を始めとする各種『六花』カードのコストや、
『ストレナエ』『フレシアの蟲惑魔』のような植物族Xの素材にしてしまえば即解決よ。
『六花絢爛』を植物族をリリースして発動すればこの子と『六花精プリム』で即座に植物族のリンク2かランク4に繋がるようになったことは革命と言って過言ではないでしょう。
コスト壊れる
それだけでは飽き足りません。
墓地効果で相手を妨害してきます
どういうこっちゃな。しかしこれだけではありません。
何故かコストで自身はデッキに帰ります
おいどうことだ説明しろ苗木
この効果だけで3つのことを成し遂げています
- 六花に不足しがちだった相手ターンの干渉手段の追加
- 『六花絢爛』や『六花のひとひら』のサーチ対象の維持
- 『ストレナエ』『風花』『六花聖カンザシ』のリリース時の効果を、能動的かつ強力に発動
相手の魔法罠はどうすんねんみたいな考えは脇に置けるほどの強さを持っています。
1人で展開力と持久力と妨害力を兼任するな
こんな子がいてくれたら私は喜んで植物族になります。
六花来々
そして2枚目
あらーーーーーーーっ
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「六花」モンスターが存在する場合に発動できる。デッキから「六花」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は植物族モンスターしか特殊召喚できない。
②:1ターンに1度、自分が「六花」カードの効果を発動するために自分フィールドの植物族モンスターをリリースする場合、自分フィールドの植物族モンスター1体の代わりに相手フィールドの表側表示モンスター1体をリリースできる。
パワ〜〜〜〜〜☆☆☆
担当の人頭打っちゃったのかな。このカードの効果も見ていきましょう。
これなら縛られたっていい
六花さえいれば同名以外のテーマの魔法罠全てにうららを無視して触れます
今回は2度は言いませんが、これくらい恩恵を得られるのなら種族縛りくらい甘受します。
【六花】には
リリースするとなんか滅茶苦茶植物族増やすやつ
リリースするとウィドウアンカーごっこができるやつ
リリースされると相手にだけ痛み分けをするやつ
と魔法罠カードは粒揃いです。サーチ手段も既に『ボタン』が確立している。
しかし、展開を伸ばすためにはどうしても『絢爛』に唯一のサーチを回す必要がありました。
それが唯一ではなくなったのだから強いに決まっています。
可愛いディストピア
まだまだご褒美は終わりません
六花版『ディストピア』もついてきます
『縮退回路』とのコンボつええなぁと言っていた【ペンギン】がそれを内蔵した『否定ペンギン』をもらうような感じです。
『ディストピア』同様流石に効果を受けない耐性持ちには触れませんがそこは『風花』と上手く差別化を図っているなぁと個人的な推しポイントにもなります。加えて
『六花の薄氷』でモンスターを奪うコストに相手モンスターをコストにするというすっごく冒涜的な行為も働けます。
生贄を多用するテーマにクロスソウルを与えたらそら強いんよ。
強くなったテーマカード3選
さて、最後にここまでの章で大分と触れてはいるのですが、今回の新規でより強化された【六花】カードを3枚ピックアップしていこうと思います。
ぶっちゃけ全員強くなってるのですが…
六花精ボタン
サーチカードがとんでもないことになったのでこの子も大変なことになりました。
所謂、アルベル現象です。
『来々』を適用するとこの子を出すために相手モンスターをリリースして出せるのか……
六花精スノードロップ
縛られたって構わない新規を得たのだからこの子もえらいことになりました。
『来々』を適用すれば差し引き3体分のモンスター差が生まれるということですね。
デメリットをパワーカードと共有することで相対的に緩和する強化、好きです。
六花絢爛
元々、植物族汎用にもなり得るポテンシャルを秘めたカードでしたが『しらひめ』の登場で超越者となりました。『来々』がある時なんてもうヤクよ。
『プリム』×『しらひめ』をサーチするのが鉄板ですが『☆8六花』+『ボレア』を相手モンスターを除去しながら揃えられることも相当にパワーを底上げしていると言えるでしょう。
フィールド魔法との共存問題も【六花】側で既に拾い直す手段が確立されているため、困ることは少なそうですからね。
まとめ
今、冷静さを欠いています。寧ろ平静を保てる方がおかしいと言っても過言ではないでしょう。
強さと解釈の一致度合いを両立した新規なんてこんなんなんぼあっても良いですからね。
これ以上余分に言葉を紡ごうとすると、人の道を外れてしまうので今回はここで締めさせていただきます。
みんな!六花を使おう!!
では、失礼します。
新年度で環境が変わり、色々しんどいことは多いと思いますが、みんな強く…生きようね!